筋肉痛の原因は他に!
筋肉痛の原因としては、伸張性収縮(又はエキセントリック収縮)を行うと発生すると言われています。
短縮性収縮(又はコンセントリック収縮)を行うときは、ほとんど生じないと言われています。
本来、筋肉は関節を曲げる伸ばす際に縮む側の筋肉が働くので短縮性収縮が多いです。この場合、筋肉痛は起こりにくいです。
ですが、関節を動かす際に反対の伸ばされる筋肉を使わなければならない場合、それが伸張性収縮です。この場合、筋肉痛になりやすく原因であると言われてます。
例えば、肩から肘の間の上腕部の筋肉で言うと、肘を曲げる際に縮む筋肉が前側の上腕二頭筋です。伸ばされるのが後ろの上腕三頭筋です。上腕二頭筋に力が入って肘を曲げられるなら上腕二頭筋が短縮性収縮です。肘を曲げる際に上腕三頭筋に力が入って肘を曲げてしまう場合は上腕三頭筋が伸張性収縮になります。この場合は上腕三頭筋が筋肉痛になりやすいです。
バランスが良く健康で普通に体を使っていれば、短縮性収縮しやすいので筋肉痛にはならないです。
しかし、関節を曲げる際に縮んで使うはずの筋肉(上腕二頭筋)が何かしらの原因で上手く力が入らないと、関節を伸ばす際に縮む筋肉(上腕三頭筋)が曲げる際にも頑張らなければなりません。このような場合、特に上腕三頭筋は筋肉痛になりやすいです。筋肉を縮めながら使う動作は楽ですが、伸ばされながら使うのは結構疲れます。必要以上に疲れてしまうので筋肉痛がでやすいです。
何かしらの原因は、遺伝・疲れ・以前の怪我・バランスの崩れなど様々なものが影響していると思います。
なので、筋肉痛の原因となる運動は伸張性収縮であると思いますが、そうさせる本当の原因は上のようなものがあったりするのでは?と私は考えています。
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