疲労と痛み

筋肉が疲労している判断はなんでしょうか？

筋肉痛や痛みで判断をする人が多いと思います。
ですが、痛みがなくても体のいたる所を押してあげると痛い所が結構あります。

それは、筋肉が疲労していたり。または筋膜が緊張して疲れやすい状態にあります。
筋肉が疲労していても必ず痛みがでるわけではありません。

日頃からストレッチをして体を柔軟にしている人には少ないと思いますが、体のバランスの崩れが原因です。

バランスがよいと関節が安定して筋肉に負担をかけずに体を使うことができるのですが、崩れていると体を支えるために特定の筋肉が頑張らなければなりません。
動作によっても変わりますが、体を支えるってことは常に負担がきてしまい慢性的に疲労してしまっています。

運動などで筋肉を使って疲労するのは当たり前ですが、バランスが悪いと体を動かさなくても体を支えるために筋肉が疲労していきます。

慢性的に負担がかかっている筋肉は周りの筋膜が硬くなってくるので、中の筋肉自体が伸び縮みしにくくなってきます。
そして、血流が悪くなり老廃物が溜まりやすくなり疲労します。

ただ、筋膜が硬くなっていることで、感覚が鈍く疲労していても痛みが出ずに体を支えられているので、普通に使っていると筋肉痛はでにくいです。

ですが、他の部位に痛みを出す原因になってしまいます。

筋膜が硬いと周辺の関節は硬くなっています。

疲れているからと、いきなりストレッチでしっかり筋肉を緩めてしまうと、逆にバランスを崩す可能性がありますので、徐々に緩めていく方が良いです。
そして、筋膜をゆるめる為に周辺の関節を動かす運動も必要です。

日頃、ストレッチをしていても、負担がかかっていない疲労していない筋肉を間違って緩めてしまっていると、それもバランスの崩れに繋がります。
気を付けてください。

筋肉痛にストレッチを行う